地区社協
地区社協の設立
社会福祉協議会とは?
社会福祉協議会(社協)は、社会福祉法で「地域福祉の推進役」と位置づけられた公共性・公益性の高い民間の組織であり、全国の県と市町村にそれぞれ設置されています。
誰もが住み慣れた地域で自立し、安心して心豊かに暮らしていけるまちづくり(福祉コミュニティ)をめざし、各種の事業等を展開しています。
地区社協とは?
地区社協は、地域の各種機関・団体やボランティアなどによって構成され、「福祉のまちづくり」を推進するため設立されている住民組織です。
地域で活動する各組織や団体等を「タテ糸」とすれば、地区社協はそれらを福祉の視点で結びつける「ヨコ糸」といえます。
地区社協は概ね小学校区単位で組織され、上記の社会福祉協議会とは対等なパートナーとして、住民同士の「助けあい」や「支えあい」により地域福祉を推進します。
設立状況は?
63小学校区のうち、55学区に地区社協が設立されています。(令和2年12月16日現在)
地区 | NO. | 地区社協名 |
倉敷 | 1 | 中庄地区社会福祉協議会 |
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2 | 中島地区社会福祉協議会 | |
3 | 西阿知地区社会福祉協議会 | |
4 | 粒江地区社会福祉協議会 | |
5 | 葦高地区社会福祉協議会 | |
6 | 天城学区社会福祉協議会 | |
7 | 倉敷南地区社会福祉協議会 | |
8 | 大高地区社会福祉協議会 | |
9 | 中洲地区社会福祉協議会 | |
10 | 菅生地区社会福祉協議会 | |
11 | 倉敷東学区社会福祉協議会 | |
12 | 豊洲地区社会福祉協議会 | |
13 | 茶屋町地区社会福祉協議会 | |
14 | 倉敷西学区社会福祉協議会 | |
水島 | 15 | 四福地区社会福祉協議会 |
16 | 三福学区社会福祉協議会 | |
17 | 五福地区社会福祉協議会 | |
18 | 連島西浦地区社会福祉協議会 | |
19 | 連島東地区社会福祉協議会 | |
20 | 神亀地区社会福祉協議会 | |
21 | 連島霞丘地区社会福祉協議会 | |
22 | 連島南地区社会福祉協議会 | |
23 | 水島学区社会福祉協議会 | |
24 | 二福地区社会福祉協議会 | |
児島 | 25 | 郷内地区社会福祉協議会 |
26 | 港町下津井西地区社会福祉協議会 | |
27 | あじの地区社会福祉協議会 | |
28 | マリン児島地区社会福祉協議会 | |
29 | 本荘地区社会福祉協議会 | |
30 | わしゅう下津井東地区社会福祉協議会 | |
31 | 琴浦東・北地区社会福祉協議会 | |
32 | 緑丘地区社会福祉協議会 | |
33 | 赤崎地区社会福祉協議会 | |
34 | 琴浦西地区社会福祉協議会 | |
35 | 琴浦南地区社会福祉協議会 | |
玉島 | 36 | 上成地区社会福祉協議会 |
37 | 南浦地区社会福祉協議会 | |
38 | 穂井田地区社会福祉協議会 | |
39 | 八幡地区社会福祉協議会 | |
40 | 富田地区社会福祉協議会 | |
41 | 長尾地区社会福祉協議会 | |
42 | 乙島小学校区社会福祉協議会 | |
43 | 沙美地区社会福祉協議会 | |
44 | 柏島小学校区社会福祉協議会 | |
45 | 玉島小学校区社会福祉協議会 | |
46 | 乙島東小学校区社会福祉協議会 | |
船穂 | 47 | 船穂地区社会福祉協議会 |
48 | 柳井原地区社会福祉協議会 | |
真備 | 49 | 川辺地区社会福祉協議会 |
50 | 岡田地区社会福祉協議会 | |
51 | 薗地区社会福祉協議会 | |
52 | 二万地区社会福祉協議会 | |
53 | 箭田地区社会福祉協議会 | |
54 | 呉妹地区社会福祉協議会 | |
55 | 服部地区社会福祉協議会 |
平成23年度に策定した「地域福祉活動計画」に基づき、市内全小学校区に設置することを目標としています。
地区社協はなぜ必要?
各地域には、年齢構成や生活環境などそれぞれに特性があります。また、住民の皆さんの福祉に対する課題や要望なども多様化してきています。
その内容によっては、行政や市社協で解決できるものもありますが、地域特有の課題等にすべて細やかに対応するのは困難です。
行政や市社協が基本的な役割を担うとともに、地域の実情に詳しい地域の各種組織や団体・住民が主体となり、連携・協力して課題等の解決を図ることが求められています。
そうした住民主体の「福祉のまちづくり」推進のために最も適した組織が「地区社協」です。
地区社協の役割は?
大きく分けると次の3つです。
- 問題の発見とその解決に向けて、様々な組織や団体等が連携・協力していく場
- 地域に根ざしたヒトやモノなどの社会資源を結集する場
- 福祉のまちづくりにおける推進役
これからの福祉の基本的な考え方は「地域福祉」であり、地域での実際の担い手として期待されるのが、地域住民によって設立された「地区社協」です。
コミュニティとの違いは?
従来型のコミュニティ組織は、地域全体のふれあいや交流、仲間づくりなどを住民共同で行い、よりよい生活環境の実現を図ろうとする組織です。
一方、地区社協は援助を必要とする人を中心に据えた「福祉型コミュニティ」であり、福祉への取り組みを積極的に行うことにより、一部の人だけでなく、みんなで福祉について考え理解を深めていこうとする、問題発見・解決型の相互扶助組織です。
従来型のコミュニティでも地区社協に近い活動を行っているところもありますが、設立の趣旨も異なるため、地区社協とコミュニティの両者が連携・協力して活動することにより、地域福祉推進のより力強い原動力となります。
地区社協活動費への支援は?
地域福祉推進のため、市社協から地区社協活動に対して次のような助成を行います。
- 設立補助金 10万
- 運営費助成金
- 一律助成金 8万円(設立の翌年度から)
- 前年度社協会費実績額の20%
- 福祉活動助成金 前年度共同募金実績額の10%
- メニュー事業助成金 1事業3万円(5事業まで)