真備の笑顔のために

【レポート】まびにくらしのぬくもりを@まびくら

2020年3月30日

全地域 活動報告集いの場・サロン

「まびに くらしの ぬくもりを」と願いをこめて名付けられた地域支援拠点「まびくら」は、日本キリスト教団、YMCAせとうちなど、県内の複数のキリスト教会が集まり立ち上げられた「岡山キリスト災害支援室(岡キ災)」により運営されています。

岡キ災は発災当初、真備地区を中心に、泥かきや家屋の清掃活動を行ってきました。

少しずつ真備町の復興状況が変化していく中で
真備に暮らす皆さんが、これからも真備で生き生きと歩んでいくことを目指し、

2018年12月にコミュニティセンターとして有井地区に「まびくら」を開設。

作業ボランティアと並行して地域づくり支援がスタートしました。

「まびくら」は、居場所作り支援、子ども支援、仮設支援、三つの柱でスタートし、
現在でも継続的にサロンの開催や、拠点で物資配布を行うなど、地域住民も運営ボランティアとして活躍できる憩いの場となっています。

先日2月24日には桜美林大学聖歌隊コンサートが開催され、沢山の方で賑わいました。

定休日を設けておらず、いつどなたが来ても暖かく迎えてくれる優しい居場所。

是非、お気軽にお立ち寄りください。

では、まびくらで定期開催しているサロン活動のご紹介です。

【ちくちく布であそびましょう】


倉敷市内在住(真備町民も含む)の婦人之友愛読者による手芸の会。
2020年1月から毎月第3月曜日の10時から12時に開催しています。


布もミシンも友の会員の方々が用意してくださり、手ぶらで伺えるのも魅力的。
鍋敷き、お手玉、マスク、刺し子の雑巾など。
参加者はスタッフを含めて約30人。


【まびくら こどもプロジェクト】

昨年は第1期4月~7月、第2期9月~12月の間に小学生から中学生までを対象とした
各10回のプログラムが開催されました。
子どもたちが主体となり運営するバザーを作戦会議から取り組んだり、町外へ乗馬体験へ出かける取り組みから、防災マップの作成を目標に真備町内を歩いて回る防災の取り組みも行っています。
2019年7月には真備町と岡山市平島で被災した子どもたちを対象に台湾でのリフレッシュキャンプを開催。台湾で経験したひとつひとつの出来事がこれからの成長の過程における糧になってくれればと。
こどもプロジェクトは、来年度の4月からも毎週土曜日に開催される予定です。


【岡山キリスト災害支援室;まびくら】

倉敷市真備町有井69-6

10:00-17:00(定休日無し、ただし臨時休館する場合があります)

連絡先:086-451-3109

まびくらHP FBページ

運営:日本基督教団、YMCAせとうち、岡山キリスト災害支援室