岡田分館の前にある「ののくさかふぇTea茶」。

発災1年前にオープンし、2018年の西日本豪雨被災で被災してしまいましたが、その後ゆっくりゆっくり復旧復興に励み、2019年6月には、「ののくさ ギャラリー&ライブ」を開催。

その後、9月にも「ののくさの夕べ」というイベントを開催しました。

コミュニティスペースの活用やイベントなどを単発的に行いながら、カフェスペースの復興も進め、ついに10月より毎週金曜日のランチ営業も再開。

季節の野菜や野草を使った、カラダに優しい「和ランチ」。週替りのメニューはお楽しみです。

そんな「ののくさかふぇ」では、ランチ営業以外でもスペースを利用して、地域住民が集えるサロン活動を継続して行っています。

その一つが、本日ご紹介させて頂く「チクチク★チャーチャーの会」

”刺し子をしながらお喋りしましょう”ということで、伺った日は9名の方が集まり、「チクチク★チャーチャー」していました。

今回の参加者はほぼ岡田地区の住民さんで、手と口を動かしながら笑い声が響く空間に、以前焼き物のワークショップをしたときに作ったというシーサーも満面の笑顔を見せていました。

「家の天井から物音が聞こえて、ネズミだと思うんだけど、どっか行ってほしいから猫の鳴きまねをしていて、「みゃおみゃお―」って言いながら、杖で天井を叩いてるんよ。」

なんて暮らしの話で、みんなで大笑い。

ちなみに、チクチクはしなくても、チャーチャーだけしにきていただくのも大歓迎とのこと。

「いつも来れる場所があるっていいよ」

「ここが無くなってしまったら、寂しいわ」

「こうやって手と口をみんなで動かすのが楽しいんよね」

店主さんの明るい人柄にたくさんの人たちが集まり、笑い声の絶えない時間。

「ののくさかふぇ」では、「チクチク★チャーチャーの会」以外でも、「苔玉づくり」や「焼き物の絵付け」など、その時々で様々なサロンを開催しています。

最近では、みんなから「お料理を作る会」もしたいねと声が上がっているといいます。

「みんな、次はこんなことするけど、いつする？？時間は何時がいい？？」

とみんなで予定を立てるのも楽しみの一つですね。

みんなの「みんなでしたいこと」を大切にしながら、自然に無理なく集まれる、そんな素敵な場所です。

【ののくさかふぇTea茶】

倉敷市真備町岡田280-2

086-698-0700

HP：http://nonokusa-cafe.jp/

◆チクチク★チャーチャーの会：毎月2回、不定期月曜日

　スペース使用料＋お茶：200円　＋　材料代200円

◆その他のサロン活動：不定期

　料金もその時々で違います。

◆ランチ営業：毎週金曜日

　和ランチ：600円

◆レンタルスペースとしての利用：1時間500円