真備の笑顔のために

【レポート】7/13(土)第13回真備・船穂総踊り

2019年7月22日

全地域 活動報告


平成30年7月豪雨の被害により、昨年は中止を余儀なくされた「真備船穂総踊り」が、7月13日、二年ぶりに開催されました。

雨の中大勢の来場者で賑わい、あちらこちらで知り合いと再会し、場の大切さを肌で感じました。


屋台周辺では、倉敷名物の素隠居(すいんきょ)が行き交う人々の頭をうちわで叩き、人々の健康を願う。

倉敷市真備支え合いセンターオリジナルの手ぬぐいも沢山の方に手に取っていただきました。

ステージでは、真備竹のオーケストラ、まきび少年少女合唱団を始め地元の出演者が。
平成30年7月豪雨で犠牲になられた方々へ黙祷の時間が設けられました。


空が薄暗くなり始め、総踊りがスタート。


様々な踊り連と十色の衣装を身にまとった、自由参加者を含む17団体が参加しました。

衣装が水没してしまった地区も沢山あった中、様々な支援により、皆独自の衣装に身を包み、
時間と共に雨は激しくなりましたが、おおよそ2時間、全ての地区が踊り切りました。

大人も子どもも、ずぶ濡れになりながら踊り狂う。
会場の一体感が生まれ、独特な空気に包まれた。

踊る行列は皆、笑顔。

真備の底力、目頭が熱くなりました。

昨年の夏、私たちは沢山の物を失い、それでも力を合わせてここまで来れました。

感謝の踊りとして、復興への祈りを込め、約1000人の総踊り。
雨の記憶が少しでも、楽しいことに変換されていたなら。