真備の笑顔のために

【レポート】11月30日(土)あらいぐまサロン@元田集会所

2019年11月30日

箭田 活動報告集いの場・サロン

 

会場となった元田集会所は、技術ボランティアにより仮復旧後、現在写真洗浄会の拠点となっています。
サロンの実施団体である真備町写真洗浄@あらいぐま岡山は、

発災後真備保健福祉会館のガレージで活動を行い

寒い冬は屋内の会議室にお引越ししたり

いきいきプラザにボランティアセンターが移動した期間はプレハブで行い、

息の長い支援を続けています。
預かっている膨大な数の写真、ボランティアさんを受け入れるキャパシティにも限界があり、

町内2か所で同時開催をしていた時期もありました。

写真返却会をしようと、メンバーの皆さんで随分前から計画を立て、

本日サロンが開催されました。

「返却会と名前を付けてしまうと、返却の人しか来れない硬い感じがした。

通りすがりの人、誰でも気軽に来てくれたら。」

 

軒下では、あらいぐま森田さんのお手製カレー(カレー粉から混ぜていく本格派!)

餃子ピザや綿菓子、屋内では鍼灸と淹れたて珈琲の癒しブースと写真洗浄ミニ体験会。

写真洗浄の素敵な所は、住民さんが主体になり活動していること。
活動ボランティアの半数が、真備町や倉敷市の方です。

「返却会をしようと決めてから、活動のスピードがグッと上がった。

自分たちも目の前のゴールが決まっていると、より早く返却したいと気持ちがあがってくる。」

 

本日、写真の持ち込みをされた住民さんは

捨てるべきか迷った末に持ち込んだ方

活動を知っていたけれど、みなし住居が離れていて来れなかった方もいたそうです。

 

「町の人にも周知が出来るいいきっかけになった。

返却も進み、自分たちのモチベーションの維持にも繋がり、非常にいい日だった。」

 

真備町以外にも県内外沢山の場所で写真洗浄が開催されており、

沢山の方の手により各地で被災した大切な写真が救われています。

 

 

真備町写真洗浄の活動内容はTwitterFacebookで見ることができます。

写真の受付総数400件、返却の残りが138件。

私の記憶では2月時点で8万枚でしたが、森田さん曰く預かり枚数は、1枚の方も居れば数千枚の方も居るので現在の枚数は不明だそうです。

チャリティ缶バッチなどもありますよ。是非気軽に活動にもお越しください。

 

 

【真備町写真洗浄@あらいぐま岡山】

活動拠点:元田集会所(倉敷市真備町箭田1139-3)※11/30現在

お問い合わせ:090-3802-4592 mabisenjo@gmail.com